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Plate Tectonics
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Reborn/PlateTectonics
Conceptual Art-Music Group

【6/10更新】Plate Tectonics / Last Scene - Single) 7/10からiTunes、Amazon等各種配信サイトにて配信開始!(150円)

・半田雄翔 (Leeder/Compose/Lyrics/ALL Instrument/Engineer…)​
 

帰ってきました。Plate Tectonicsのリーダーとしての半田雄翔です。

三年間“活動休止”ではなく“解散”という言葉を選んだのには、当時の自分にしか理解できない

音や自分の曲、活動に対する悩みや、一定の満足度があったのかも知れませんが、

まだまだやれる事がある。そのモチベーションを共有できる事がわかって、環境も変わり

また活動をしている中で相当なハイペースでこの「Last Scene」という楽曲が生まれました。

改めて過去の音源を聴きなおしたりそれぞれの今の生活の話を聞いたりしていると

それぞれが一度は別の方向を向きながら時を経て同じ方向を向く事での結束感。
性格や方法論を理解しているが故の要領の良さ。音楽的にマイナスな事が何もなく

スムーズに思い描いたサウンドに近づいていける。

そんな風に「Last Scene」という楽曲の製作が進みました。

これは再結成序章です。これからもこだわりを詰め込んだ音を紡ぐバンドでいたい。
昔の自分やバンドを否定する気は毛頭無く、むしろ10代の頃の感性が枯れてない20代中盤の

ちょいとだけ大人になってからの初期衝動、若い自分とのコラボレーション。

それを楽しめたなら。かなう夢、見失っていた事、たどり着きたい結論。色々抱えてね。
もう一度掬い上げた大切なメンバーと音楽作品を残すからには多くの人に届ける意義が必要で

言語の壁も越えるようなコミュニケーションが取れないと…その追い風も吹いているみたいだし。

当時からそう思っていた僕らはこういう発表方法をしたいと思っています。

配信サイト音源をDLして頂いてその楽曲をCDとして

(勿論プレスする予定ではないので僕らの手作り​​です)

作品を所有したい方はコンタクトをくれればアートワークつきのCDを郵送します。
ご希望でサイン等もお付けいたします。ライブご来場の際の手渡しも可能です。

形式は不織布とアートワークのCD-Rです。しっかりと作ります。

配信サイトはiTunes/Amazon…等で150円。7/10に配信開始(予定)です。

(方法は悩んでますがに対応するために個別の対応についてはメールでお願いします。)

 

音楽作品をどう捉えているのかも含め、別に気負うことなく聴いてみて下さい。

ある意味「兄弟」として、ある意味「夫婦」として(家族…)葛藤しつつも紡いでいくので
良かったらダウンロードとPlate Tectonicsの応援を宜しくお願いいたします。



Last Sceneってなんだろう。メンバーに言っていた「本も映画も終わる前に大体結末がわかるじゃん。」

人の心が揺れ動いて遷ろって行く事、それは自然な事で誰もがそうと知ってる。
人を好きになって、愛し合って、何かをきっかけに冷めて、今度は大嫌いになって、別離。
表裏一体の光と闇を抱えて生きているという事を改めて考えてる心。そんな時期が長かったここ数年。
それは勿論、このバンドを一度解散した後に自分が「双極性障害1型」と診断された事もあるし、
未曾有の「東日本大震災」もあった。それに伴って音楽の価値、いや人間の進化の価値だって虚ろって見えた。

ドラムの雅彦は「ある意味歴史的な瞬間に生きている」と言っていた。

「○○は○○だ!」と断言する事の責任。それがひっくり返ることが日々起きている中で僕は
俯瞰で人の動きを、シュプレヒコールを、それこそ川が流れるかのように大切な言葉が流れていくのを
テレビやツイッターで見ていたのだけれど、自分の言葉も作品にせず流していた気もする。

そこで「正しい事は何があっても正しい」と主張する事の無意味さを考えたりは誰もがしたのではないだろうか。僕はそこで強く一つの方向性を主張したり、盲目的に何かを信じるという事はあまりしない。でも情熱はあって
自分の心は何より強いと信じるべきだと思っているし、アーティストとしてはそれによって自分の中から

生まれた芸術作品に裏切られた経験は無くて全てを自分と信じた大切な人達の心が作っていると感じている。

自分の心の弱さが先に裏切って生み出したものはある。それは…生きる為の魂や時間の犠牲で。

そうそんなの言い訳になるな。アーティストとしてまだまだだ、ということだ。



「Plate Tectonics」という母体があってこその自分の表現というのがどういうものか、
もう一度、結成した当初の…正しく言えば半田雄翔がアーティストとして、
自分の本音を音楽でさらけ出し始めたその「最初の三人」と音楽をやる事は勿論特別な意味を持っていた
…のだと思う。開放感というか今まで「頭を抱えて悩みこんでしまうような内向的な自分」だったのが
「自分から悩みの殻を出て行こうとしている自分」に変わっていくのを製作、演奏しながら感じていた。
嘘をつく必要が無い、それを思う必要すら無い。いや、難しいな。まとめて言えば、表現をする時に
「嘘をつかないと決めて表現をする必要も無い」という事かもしれない。その場の本心というものへの疑問符。
捉え方…そんな優しいものじゃない。残酷さ。醜さ。愚かさ。隠し持っている心の闇の箱。

今回、皆さんに再結成した僕らがお届けする「Last Scene」という曲は個人的には懐かしい感じがする曲。
高校生の時、沢山聴いていた大好きなアルバムから感じた精神性。何か言葉にし難い感覚だよね。
(登校時間に間に合わせようと必死で朝や夜にMDにコピーした記憶も懐かしい。iPodも無い頃だ)
影響を受けているのは自分が聴いてきた音楽とその音にリンクする景色、生活、その全てであるのが当然。

当時竹田くんは俺の影響を多大に受けていて一緒に作品を作る時に、所謂「格好良くないバンド」を嫌悪して
自分達の音楽を貫くそれだけを二人の決意として固めていた。

 

安沙美は鍵盤でなら何でも弾ける専門学校の鍵盤講師として半田雄翔の誘いに最初は戸惑っていたっけか。
音楽学校、しかも僕と竹田君の母校でもある学校で鍵盤を教えている人。そんな距離感は僕が自分から
「自分が鍵盤を弾いて曲を作って弾く事」によって「安沙美」が必要なんだと伝えるしか術は無いと思った。
それが僕がこの時に書いた曲
「Puncture」であって、メンバー皆にとっても思い入れのある曲になった。

半田雄翔を音楽家として周囲が評価したのは17の時に作った「Blue Carp」という曲だったのかもしれないが、
あの楽曲は「アーティスト半田雄翔に付随したPlate Tectonics」で能力の本質をあらわす事の補助を
していたイメージが当時はある。上手いメンバーとやって、理論的な事、グルーブなんでも探求は楽しいから。
二十五歳になった今でこそ全てのPlate Tectonicsの楽曲が平等に自分の子供のように愛おしいけれどもね。

活動休止じゃなくて解散を決めたのに何事も無かったように活動を出来ている中で(本当にさらりと、ね)

自然に生まれた「Last Scene」という曲に対して「Puncture」を作った時のような高揚感は俺には無くて

その代わりそれが自分達にとってスタンダードなんだという意識を見つけたRecだった。

Rejecreate Kawagoe Studioでの製作は非常に居心地がよく当初の音楽制作への憧れを思い起こさせた。
竹田とは「どこの機材が中古で安いとか、新しいソフトは音が良い」とかそんな話ばっかりしてた仲でもあるし。
個人的に新曲として発表するのは2月の終わりにRelations without the nameのNeon Signから約三ヵ月半。
現段階のRelations~唯一の楽曲だがあの曲をPlate Tectonicsをやっている今の僕に書けたのだろうか?
自分自身でもまだまだわからないことだらけだが、それでもこの「Last Scene」という楽曲の製作に
メンバーが集中して発表する目処が立っている事が嬉しく感じる。

時間が良い方向に働いている、という話を昨日竹田君としたが、それが誰にでも平等であればいいのに。
​生きていれば進む時間、その時間を楽しみながら傷跡に塩を塗るように作品を作り続けながら…。

一応願ってます。これでも。音楽に関するあらゆる全て、僕の周りの人の心身の健康、回復を。

​人生に勝ち負けはない。だけど結果はある。その結果の捉え方は果てる前の自分次第だと思う日々。

僕らも力を合わせて、協力して復活します。それぞれのいるべきポジションへと。



2013.6/4。応援してくれる人、応援したい人の為に、そして 大切な盟友の命日に。Plate Tectonics 半田雄翔

Plate Tectonics 7/30「Last Scene」 Special Edit.ver 【45sec】

​メンバーのアカウント→

上記のYouTube【Official YouTube channel】でNew 配信single『Last Scene』の

短縮されRemixされたSpecial 45sec Edit.ver.を観られます。

Remixと映像編集は半田雄翔が担当、映像は初の経験でした。世界観は作れたかな…

これからも会場等でも売ります。配信も含めお楽しみください。

 

7/16日のLast Walts『Here is Hope?』無事終了いたしました。
サポートアクトのNAVIDさんと、沢山のお客様に支えられて素敵な一日になりました。
USTの感想なども日本の遠くの地方、色々な方々からいただき、SNSなどを通じてもですが、
会場の中とは違う視点で聴いてくれた方もたくさん居たのだな、と思っています。
高校生の頃の曲や10代の頃の曲と、その頃自分達がカヴァーした曲を音楽家として
披露できた事、昔の曲をただ懐かしいだけじゃなくて全曲進化してお届けさせられたこと。

新曲『Last Scene』も初めてバンドで演奏してみて、最初に家でデモを作ってから音源が出て、
リハで学さん、幸輔さんと合わせながら凄い速さで楽曲が進化していく感覚も凄く楽しかったです。
久しぶりに音楽を楽しいと思って演らせて頂きました。ありがとうございます。また是非に。。

 

2013.7/21 半田雄翔

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